「主張」第16回『図説 損害保険流通ビジネス』12月刊行!
弊社が一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)から出版している3冊の「図説」、

『図説 損害保険ビジネス』

『図説 生命保険ビジネス』

『図説 損害保険代理店ビジネスの新潮流』
それぞれ業界関係者等からご好評をいただいている。
なかでも『図説 損害保険ビジネス』は損保総研図書館で貸出しランキング上位を占めており、さらに金融庁でも引っ張りだこのようで、嬉しい限りである。
『図説』シリーズに共通しているポリシーは、1テーマ見開き2ページで分かりやすく図解しながらポイントを突いて簡潔明瞭に解説すること、さらにコラムで旬の話題を取り上げることであるが、今回もそれを踏襲している。
さて、昨今の損保業界の不祥事件は業界を震撼させ、金融庁でも「有識者会議」「損保WG」が連続して開催されて報告書が取りまとめられた。この報告書に連動して、損保協会も改善取組みを展開している。
弊社では、今般の不祥事件への対策や改善の方向性、保険業法や監督指針の改正について何度か金融庁との意見交換の機会を持てたこともあって新刊発行の機運が高まり、弊社の誇る執筆陣である石井伸夫(三井海上社OB)、岩本堯(住友海上社OB)、川上洋(安田火災社OB)の3氏が中心となって、新たに『図説 損害保険流通ビジネス』を書き上げ、12月22日に発刊する運びとなった。
金融庁との意見交換も「図説を出している会社の意見を聞いてみたい」というのが契機になったと聞いている。
この間、きんざい社の全面的なご協力を得て、弊社の専門知識を持つメンバーも参画、論議を重ねて完成度をあげた。
『損害保険流通ビジネス』の表紙と主要目次(予定)は、以下のとおりである。

さらに、先進的・特徴的な取組みを展開している代理店の事例、損保大手4社インタビュー記事も盛り込んでいる。
本書は保険市場環境の変化に合わせて発展する損害保険の流通ビジネスの変革を取り上げて解説するものである。
「図説 保険ビジネスシリーズ」は、生保・損保・保険流通の全てにわたって進化を続けるもので、保険ビジネスにかかわる皆さまのお役に立てることを願ってやまない。
(森岡伸彦:トムソンネットSBP)